語学を活かして翻訳者になろう

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 翻訳の仕事の種類

翻訳の仕事は、翻訳の内容によって種々多様ですが、大きく三つに分類できます。

産業翻訳

産業翻訳は実務翻訳や技術翻訳とも呼ばれます。民間の企業、官公庁などで必要な技術文書、ビジネス文書などの翻訳をします。対象となる分野は非常に豊富で、法務関連、IT産業、科学技術分野、金融関連、医学、医薬など多岐に渡ります。仕事の内容としては地味なイメージといえますが、その規模は、翻訳産業業界の実に80%〜90%を占めるともいわれています。需要としては、外国語から日本語への翻訳、逆に日本語から外国語への翻訳と双方向です。最先端技術などでの需要も多く、専門知識がが要求されるものも多くあります。ただし、翻訳をしても訳文の作者として、翻訳者の氏名が明記されることはほとんどありません。

映像翻訳

映画やテレビ番組など、映像関連の翻訳のことで、メディア翻訳とも呼ばれます。メジャーなものとしては、放送翻訳、字幕翻訳、吹き替え翻訳です。放送翻訳では海外ニュースやテレビ番組でのインタビュー音声などを翻訳します。字幕翻訳では、映画やテレビドラマなどの台詞やナレーションを翻訳して字幕にします。吹き替え翻訳では、映画やテレビドラマなどの台詞やナレーションを翻訳し、吹き替え用台本を作成します。近年は、デジタル放送やBS、CS放送の普及が進んだことによって、いろいろな新しい分野の映像情報が発信されるようになりました。今後、これら様々な映像分野での翻訳需要が高まるものと思われます。

出版翻訳

出版翻訳の中でも規模の大きい、文芸書や文学書などを翻訳が主流のため、文芸翻訳とも呼ばれます。外国語で出版された書籍などを日本語に翻訳します。翻訳の対象となる分野はかなり広範で、小説、SF、サスペンスなどのフィクションものや、実用書、専門書、学術書などのノンフィクションになどの分類があります。近年は、人生、哲学、ライフスタイル、ビジネス書などの様々な分野の出版物が翻訳され、出版されるケースが増加しています。産業翻訳との比較となりますが、作品制作者として、翻訳者の氏名が明記されることがあります。