語学を活かして翻訳者になろう

RESPECT

 調査力や専門知識を高めよう

調査力や専門知識はどの程度あればよいのでしょうか。

調査力を向上させましょう

翻訳をする能力として必要なのは語学力だけではありません。対象の分野に関する専門知識、ときには時代背景、風習などの知識まで要求されることがあります。そのために必要なのが調査力といえます。最近は、インターネットやパソコンの普及により、パソコンの中での調べものをするのが一般的になってきました。複数の辞書ソフトをパソコンにインストールし、専用の検索ソフトを使用すると、複数の辞書を同時ひくことができる串刺し検索ばども行えます。このように調査にかかる時間の短縮や効率化を行うのも調査力といえます。調査力もすぐに身につくものではありません。実務に入るま前に、翻訳をしながら、不明な単語をCD−ROMの辞書やインターネットで検索し、収集した情報が翻訳に使えるのかどうか確認する、というような作業を繰り返し、的確な訳文や訳語を判断する能力を培う必要があるといえます。

専門知識のレベル

一般的に、翻訳業務を始める前にある特定の分野での業務経験を生かして翻訳者となる傾向があります。逆に、非常に優秀な方でもありとあらゆる分野の専門知識を持つことはできません。実務では、自身の知らない先端分野の翻訳をしなければならないようなこともあります。このような場合は、情報を調べることが必要となりますが、効率よく収集するためには、該当の分野の基本的な知識があるかどうかが重要になります。基礎知識がないと、情報収集の方法もわかりません。また、収集した情報の意味を理解することができないというような場合も起こりかねません。最低でも情報収集のベースとなる程度の専門知識が必要といえます。例えばですが、金融関連の場合は、金融業界での実務経験が十年以上要求されるような場合もあります。通訳と翻訳を兼任する秘書の場合は、秘書経験も含め、実務経験三年以上が目安となるようです。